「 あそばす ( 遊ばす ) 」[ サ四 ]( ←「 為す 」の〔尊敬〕版 ) →『 (いろいろな動作を入れて)~なさる 』 「 あそばす ( 遊ばす ) 」[ サ四 ]( 補助動詞〔尊敬〕 ) →『 お~なさる 』 「 あそばす ( 遊ばす ) 」[ サ四 ]( ←「 遊ぶ 」の〔尊敬〕版 ) →『 お楽しみになる 』 「 いでおはします ( 出で御座します ) 」[ サ四 ]( ←「 出で行く」,「出て来(く) 」の〔尊敬〕版 ) →『 出ていらっしゃる』,『おうまれになる 』 「 いでます ( 出で座す ) 」[ サ四 ]( ←「 出づ」,「行く」,「来(く)」,「あり 」の〔尊敬〕版 ) →『 いらっしゃる』,『おいでになる』,『おられる 』 「 いまさうず ( 坐さうず ) 」[ サ変 ]( 補助動詞〔尊敬〕 ) →『 ~しておいでになる 』 「 いまさうず ( 坐さうず ) 」[ サ変 ]( ←「 あり 」の〔尊敬〕版 ) →『 いらっしゃる 』 「 います ( 坐す,在す ) 」[ サ変 ]( 補助動詞〔尊敬〕 ) →『 (連用形,名詞+「て」に接続して)~しておいでになる 』 「 います ( 坐す,在す ) 」[ サ下二 ]( 補助動詞〔尊敬〕 ) →『 (連用形に接続して)~ていらっしゃるようにさせる,~おいでにならせる 』 「 います ( 坐す,在す ) 」[ サ変 ]( ←「 行く」,「来(く)」,「あり 」の〔尊敬〕版 ) →『 いらっしゃる』,『おでかけになる』,『おいでになる 』 「 いますがり ( 在すがり ) 」[ ラ変 ]( 補助動詞〔尊敬〕 ) →『 (連用形,〔断定〕の「なり」の連用形「に」+助詞「て」に接続して)~でいらっしゃる 』 「 いますがり ( 在すがり ) 」[ ラ変 ]( ←「 あり 」の〔尊敬〕版 ) →『 いらっしゃる 』 「 うけたまはる ( 承る ) 」[ ラ四 ]( ←「 受く」,「聞く 」の〔謙譲〕版 ) →『 いただく』,『うかがう』,『ご承諾申し上げる 』 「 えっす ( 謁す ) 」[ サ変 ]( ←「 会ふ 」の〔謙譲〕版 ) →『 お目にかかる 』 「 おしゃんす 」[ サ変 ]( ←「 言ふ 」の〔尊敬〕版 ) →『 おっしゃいます 』 (近世の上方語) 「 おしゃる ( 仰しゃる ) 」[ ラ下二 ]( ←「 言ふ 」の〔尊敬〕版 ) →『 おっしゃる 』 「 おしゃる ( 仰しゃる ) 」[ ラ四 ]( ←「 言ふ 」の〔尊敬〕版 ) →『 おっしゃる 』 「 おぢゃる 」[ ラ四 ]( 補助動詞〔尊敬〕 ) →『 ~でいらっしゃる 』 (中世以降の言葉) 「 おぢゃる 」[ ラ四 ]( ←「 行く」,「来(く) 」の〔丁寧〕版 ) →『 いらっしゃる 』 (中世以降の言葉) 「 おぢゃる 」[ ラ四 ]( ←「 あり」,「居(を)り 」の〔尊敬〕版 ) →『 ございます 』 (中世以降の言葉) 「 おはさうず 御座さうず 」[ サ変 ]( 補助動詞〔尊敬〕 ) →『 ~いらっしゃる』,『~でおいでになる 』 「 おはさうず 御座さうず 」[ サ変 ]( ←「 行く」,「来(く)」,「あり 」の〔尊敬〕版 ) →『 いらっしゃる』,『おでかけになる』,『おいでになる 』 (主語は複数) 「 おはさふ ( 御座さふ ) 」[ ハ四 ]( 補助動詞〔尊敬〕 ) →『 ~していらっしゃる 』 「 おはさふ ( 御座さふ ) 」[ ハ四 ]( ←「 行く」,「来(く)」,「あり 」の〔尊敬〕版 ) →『 いらっしゃる』,『おいでになる 』 「 おはしあふ ( 御座し合ふ ) 」[ ハ四 ]( ←「 ゐ合ふ」,「来合ふ 」の〔尊敬〕版 ) →『 居合わせていらっしゃる 』 「 おはしまさふ ( 御座しまさふ ) 」[ ハ四 ]( 補助動詞〔尊敬〕 ) →『 ~していらっしゃる 』 (主語は複数・「おはしあふ」<「おはしましあふ」) 「 おはしまさふ ( 御座しまさふ ) 」[ ハ四 ]( ←「 行く」,「来(く)」,「あり 」の〔尊敬〕版 ) →『 いらっしゃる』,『おいでになる 』 (主語は複数) 「 おはしましあふ ( 御座しまし合ふ ) 」[ ハ四 ]( ←「 行く」,「来(く)」,「あり 」の〔尊敬〕版 ) →『 いらっしゃる』,『おいでになる 』 (主語は複数) 「 おはしましつく ( 御座しまし着く ) 」[ ハ四 ]( ←「 行き着く」,「ゐつく 」の〔尊敬〕版 ) →『 ご到着になる』,『ご滞在になる 』 「 おはします ( 御座します ) 」[ サ四 ]( 補助動詞〔尊敬〕 ) →『 (連用形,〔断定〕の「なり」の連用形「に」+助詞「て」に接続して)~でいらっしゃる 』 「 おはします ( 御座します ) 」[ サ四 ]( ←「 行く」,「来(く)」,「あり 」の〔尊敬〕版 ) →『 いらっしゃる』,『おいでになる 』 「 おはす ( 御座す ) 」[ サ変 ]( 補助動詞〔尊敬〕 ) →『 (連用形,〔断定〕の「なり」の連用形「に」+助詞「て」に接続して)~でいらっしゃる 』 「 おはす ( 御座す ) 」[ サ変 ]( ←「 行く」,「来(く)」,「あり 」の〔尊敬〕版 ) →『 いらっしゃる』,『おいでになる 』 「 おほす ( 仰す ) 」[ サ下二 ]( ←「 言ふ 」の〔尊敬〕版 ) →『 おっしゃる』,『言いつける 』 「 おほせいたす ( 仰せ出だす ) 」[ サ四 ]( ←「 言ひ出だす 」の〔尊敬〕版 ) →『 ご命令になる 』 「 おほせくだす ( 仰せ下す ) 」[ サ四 ]( ←「 言ひ下す 」の〔尊敬〕版 ) →『 ご命令になる 』 「 おほせつく ( 仰せ付く ) 」[ カ下二 ]( ←「 言ひ付く 」の〔尊敬〕版 ) →『 ご命令になる 』 「 おほとなぶらまゐる(←おおとのあぶらまゐる) ( 大殿油参る ) 」[ ラ四 ]( ←「 ・・・ 」の〔尊敬〕版 ) →『 御殿の灯火をおつけになる 』 「 おほとのごもる ( 大殿籠る ) 」[ ラ四 ]( ←「 寝(ぬ) 」の〔尊敬〕版 ) →『 おやすみになる 』 「 おほまします ( 大座します ) 」[ サ四 ]( ←「 あり 」の〔尊敬〕版 ) →『 おいでになられる 』 「 およる ( 御寝る ) 」[ ラ四 ]( ←「 寝(ぬ) 」の〔尊敬〕版 ) →『 おやすみになる 』 「 おりゃる 」[ ラ四 ]( 補助動詞〔丁寧〕,補助動詞〔尊敬〕 ) →『 ~でいらっしゃる』,『~でございます 』 「 おりゃる 」[ ラ四 ]( ←「 行く」,「来(く)」,「あり 」の〔尊敬〕版 ) →『 いらっしゃる』,『おいでになる』,『おられる 』 「 ぎょしんなる ( 御寝成る ) 」[ ラ四 ]( ←「 寝(ぬ) 」の〔尊敬〕版 ) →『 おやすみになる 』 「 くださる 」[ 連語 ]( 補助動詞〔尊敬〕 ) →『 (連用形,連用形+「て」に接続して)~くださる 』 「 くださる 」[ 連語 ]( ←「 もらふ 」の〔尊敬〕版 ) →『 いただく 』 「 くださる 」[ 連語 ]( ←「 与ふ 」の〔尊敬〕版 ) →『 お与えになる 』 「 けいす ( 啓す ) 」[ サ変 ]( ←「 言ふ 」の〔謙譲〕版 ) →『 申し上げる 』 「 けす ( 着す,著す ) 」[ サ四 ]( ←「 着る 」の〔尊敬〕版 ) →『 お召しになる 』 →(上代語) 「 けんず ( 献ず ) 」[ サ変 ]( ←「 与ふ 」の〔謙譲〕版 ) →『 差し上げる』,『献上する 』 「 ごんす 」[ サ変 ]( 補助動詞〔丁寧〕 ) →『 ~であります』,『~でございます 』 「 ごんす 」[ サ変 ]( ←「 来(く)」,「あり 」の〔尊敬〕版 ) →『 いらっしゃる』,『ございます 』 (敬意は低い) 「 こうず ( 薨ず ) 」[ サ変 ]( ←「 死ぬ 」の〔尊敬〕版 ) →『 おなくなりになる 』 (三位以上の人への敬意) 「 こざあり ( 御座有り ) 」[ ラ変 ]( 補助動詞〔尊敬〕 ) →『 ~でいらっしゃる 』 「 こざあり ( 御座有り ) 」[ ラ変 ]( ←「 あり」,「居(を)り 」の〔尊敬〕版 ) →『 いらっしゃる』,『おいでになる 』 「 ござさうらふ ( 御座候ふ ) 」[ ハ四 ]( 補助動詞〔丁寧〕 ) →『 ~でいらっしゃいます 』 「 ござさうらふ ( 御座候ふ ) 」[ ハ四 ]( ←「 あり」,「居(を)り 」の〔丁寧〕版 ) →『 いらっしゃいます』,『ございます 』 「 ござる 」[ ラ四 ]( 補助動詞〔丁寧〕 ) →『 ~であります』,『~でございます 』 「 ござる 」[ ラ四 ]( ←「 あり 」の〔尊敬〕版 ) →『 あります』,『ございます 』 「 ござる 」[ ラ四 ]( ←「 行く」,「来(く)」,「居る 」の〔尊敬〕版 ) →『 いらっしゃる 』 「 こやす ( 臥やす ) 」[ サ四 ]( ←「 臥ゆ(こゆ) 」の〔尊敬〕版 ) →『 横におなりになる 』 (死者が横たわっていることについて婉曲表現として使うことが多い) 「 ごらんじあはす ( 御覧じ合はす ) 」[ サ下二 ]( ←「 見合わす 」の〔尊敬〕版 ) →『 目をお向けになる 』 「 ごらんじいる ( 御覧じ入る ) 」[ サ下二 ]( ←「 見入る 」の〔尊敬〕版 ) →『 注意して御覧になる』,『心にとめてお世話なさる』,『召し上がる 』 「 ごらんじしる ( 御覧じ知る ) 」[ ラ四 ]( ←「 見知る 」の〔尊敬〕版 ) →『 御覧になっておわかりになる 』 「 ごらんじつく ( 御覧じ付く ) 」[ カ下二 ]( ←「 見付く 」の〔尊敬〕版 ) →『 お見つけになる』,『目におとめになる 』 「 ごらんじつく ( 御覧じ付く ) 」[ カ四 ]( ←「 見付く 」の〔尊敬〕版 ) →『 見慣れていらっしゃる 』 「 ごらんじとがむ ( 御覧じ咎む ) 」[ マ下二 ]( ←「 見咎む 」の〔尊敬〕版 ) →『 見てお気づきになる』,『見咎めなさる 』 「 ごらんじはつ ( 御覧じ果つ ) 」[ タ下二 ]( ←「 見果つ 」の〔尊敬〕版 ) →『 最後までお見届けになる』,『残らず御覧になる 』 「 ごらんじゆるす ( 御覧じ許す ) 」[ サ四 ]( ←「 見許す 」の〔尊敬〕版 ) →『 大目に見なさる』,『お見逃しになる 』 「 ごらんず ( 御覧ず ) 」[ サ変 ]( ←「 見る 」の〔尊敬〕版 ) →『 御覧になる 』 「 さします 」[ サ四 ]( ←「 為す 」の〔尊敬〕版 ) →『 なさる 』 「 させたまふ ( させ給ふ ) 」[ 連語 ]( ←「 「さす」〔使役〕+補助動詞「給ふ」 ) →『 ~おさせになる 』 「 させたまふ ( させ給ふ ) 」[ 連語 ]( ←「 「さす」〔尊敬〕+補助動詞「給ふ」 ) →『 お~になる 』 (非常に高い尊敬) 「 さっしやる 」[ 特殊 ]( ←「 為す 」の〔尊敬〕版 ) →『 なさる 』 (サ変動詞「す」の未然形+「さす」〔尊敬〕+「らる」〔尊敬〕,近世語) 未然形「さっしゃら」「さっしゃれ」「さっしゃろ」 連用形「さっしゃり」「さっしゃつ」「さっしゃれ」「さっしゃい」 終止形「さっしゃる 連体形「さっしゃる」 已然形「さっしゃれ」「さっしゃるれ」 命令形「さっしゃれ」「さっしゃれい」 「 さんず ( 参ず ) 」[ サ変 ]( ←「 行く 」の〔謙譲〕版 ) →『 参上する』,『参る 』 「 さんず ( 散ず ) 」[ サ変 ]( 非敬語 ) →『 散る』,『退散する 』 「 しらしめす ( 知らしめす,領らしめす ) 」[ サ四 ]( ←「 知る 」の〔尊敬〕版 ) →『 お治めになる 』 「 しらす ( 知らす,領らす ) 」[ サ四 ]( ←「 知る 」の〔尊敬〕版 ) →『 お治めになる(上代) 』 「 しろしめす ( 知ろしめす,領ろしめす ) 」[ サ四 ]( ←「 知る 」の〔尊敬〕版 ) →『 お治めになる』,『知っていらっしゃる 』 「 せたまふ ( せ給ふ ) 」[ 連語 ]( ←「 「す」〔使役〕+補助動詞「給ふ」 ) →『 ~おさせになる 』 「 せたまふ ( せ給ふ ) 」[ 連語 ]( ←「 「す」〔尊敬〕+補助動詞「給ふ」 ) →『 お~になる 』 (非常に高い尊敬) 「 そうす ( 奏す ) 」[ サ変 ]( ←「 言ふ 」の〔謙譲〕版 ) →『 (天皇・上皇・法皇に)申し上げる』,(敬語とは別に)『音楽を演奏する 』 「 たうばる,たばる ( 賜る ) 」[ ラ四 ]( ←「 受く 」の〔謙譲〕版 ) →『 いただく 』 「 つかうまつる ( 仕う奉る ) 」[ ラ四 ]( ←「 仕ふ」,「す」,「行ふ」,「作る 」の〔謙譲〕版 ) →『 お仕えもうしあげる』,『(なにかを)して差し上げる 』 「 つかうまつる ( 仕う奉る ) 」[ ラ四 ]( 補助動詞〔謙譲〕 してさしあげる 』 「 つかはす ( 遣はす ) 」[ サ四 ]( ←「 遣る」,「与ふ 」の〔尊敬〕版 ) →『 お遣わしになる』,『お与えになる 』 「 つかへまつる ( 仕へ奉る ) 」[ ラ四 ]( ←「 仕ふ」,「す」,「行ふ」,「作る 」の〔謙譲〕版 ) →『 お仕え申し上げる』,『(なにかを)してさしあげる 』 「 とのごもる ( 殿隠る,殿籠る ) 」[ ラ四 ]( ←「 死ぬ」,「寝(ぬ) 」の〔尊敬〕版 ) →『 お隠れになる』,『おやすみになる 』 「 なす ( 寝す ) 」[ ラ四 ]( ←「 寝(ぬ 」の〔尊敬〕版 ) →『 おやすみになる 』 「 まうしあはす ( 申し合はす ) 」[ サ下二 ]( ←「 言ひ合はす 」の〔謙譲〕版 ) →『 相談申し上げる 』 「 まうしいづ ( 申し出づ ) 」[ ダ下二 ]( ←「 言ひ出づ 」の〔謙譲〕版 ) →『 自分から申し出る 』 「 まうしうく ( 申し受く ) 」[ カ下二 ]( ←「 言ひ受く 」の〔謙譲〕版 ) →『 (許可を)お願い申し上げる』,『願い出てお引き受けする 』 「 まうしつぐ ( 申し次ぐ ) 」[ ガ四段 ]( ←「 言ひ次ぐ 」の〔謙譲〕版 ) →『 取次ぎ申し上げる 』 「 まうしつたふ ( 申し伝ふ ) 」[ ハ下二 ]( ←「 言ひ伝ふ 」の〔謙譲〕版 ) →『 お伝え申し上げる』,『取次ぎ申し上げる』,『語り継ぎもうしあげる 』 「 まうしひらく ( 申し開く ) 」[ カ四 ]( ←「 言ひ開く 」の〔謙譲〕版 ) →『 弁明申し上げる 』 「 まうしむつぶ ( 申し睦ぶ ) 」[ バ上二 ]( ←「 言ひ睦ぶ 」の〔謙譲〕版 ) →『 親しくおつきあいもうしあげる 』 「 まうす ( 申す ) 」[ サ四 ]( 補助動詞〔謙譲〕 ) →『 ~申し上げる 』 「 まうす ( 申す ) 」[ サ四 ]( ←「 言ふ」,「願ふ」,「す 」の〔謙譲〕版 ) →『 申し上げる』,『お願いする』,『(なにかを)してさしあげる 』 「 まします ( 坐します ) 」[ サ四 ]( 補助動詞〔尊敬〕 ) →『 (連用形,連用形+「て」に接続して)していらっしゃる 』 「 まします ( 坐します ) 」[ サ四 ]( ←「 あり 」の〔謙譲〕版 ) →『 いらっしゃる』,『おいでになる 』 「 まみゆ ( 見ゆ ) 」[ ヤ下二 ]( ←「 会ふ」,「見(み)ゆ 」の〔謙譲〕版 ) →『 お目にかかる』,『お会いする 』 「 みそなはす ( 見そなはす ) 」[ サ変 ]( ←「 見る 」の〔尊敬〕版 ) →『 御覧になる 』 「 みまそがり 」[ ラ変 ]( ←「 あり 」の〔尊敬〕版 ) →『 いらっしゃる』,『おいでになる 』 「 めさる ( 召さる ) 」[ サ下二 ]( ←「 す 」の〔尊敬〕版 ) →『 (なにかを)なさる 』 「 めさる ( 召さる ) 」[ サ下二 ]( 補助動詞〔尊敬〕 →『 ~なさる 』 「 めす ( 召す ) 」[ サ四 ]( 呼ぶ」,「取り寄す」,「食ふ」,「飲む」,「着る」,「乗る 」の〔尊敬〕版 ) →『 お呼びになる』,『お取り寄せになる』,『召し上がる』,『お召しになる』,『お乗りになる 』 「 めす ( 見す,看す ) 」[ サ四 ]( 見る」,「治む 」の〔尊敬〕版 ) →『 御覧になる』,『お治めになる 』 「 もてまゐる ( 持て参る ) 」[ 連語 ]( ←「 (持参する)の意 」の〔謙譲〕版 ) →『 もって参上する』,『差し上げる 』 「 ものきこゆ ( もの聞こゆ ) 」[ ヤ下二 ]( ←「 物言ふ 」の〔謙譲〕版 ) →『 お話申し上げる 』 「 わす(座す) ( 座す ) 」[ サ四 ]( ←「 あり」,「来(く 」の〔尊敬〕版 ) →『 いらっしゃる』,『おいでになる 』 「 わたらせたまふ ( 渡らせ給ふ ) 」[ 連語 ]( ←「 渡る」,「行く」,「来(く)」,「あり 」の〔尊敬〕版 ) →『 お渡りになる』,『いらっしゃる 』 (「わたる」の未然形+「す」〔尊敬〕の連用形+「たまふ」 「 をす ( 食す ) 」[ サ四 ]( ←「 飲む」,「食ふ」,「(身に)着く」,「治む 」の〔尊敬〕版 ) →『 召し上がる』,『お召しになる』,『お治めになる 』 |
2013年7月29日月曜日
【312】敬語表現最終回(ヒマがあれば覚えておきたい敬語一覧)
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